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セミの羽化を観察しよう!時間や場所等ポイント紹介!自由研究にも!

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こんにちは。ちびはるです。

夏といえばセミの鳴き声!

セミが鳴き始めると、「あぁ、夏だなぁ。」と思いうこともあれば、うだるような暑さの日には、余計に暑っ苦しく感じることも…気がつくと鳴いているセミ。
ところで、セミが羽化するところって見たことありますか??

セミの羽化って、簡単に見れるの??
山の中まで行かないと見れないんじゃないのかな??

そんなことは、ありません!
セミの鳴き声が聞こえるということは、セミがいる証拠!
↑当然ですが…

ポイントを押さえれば、あっさり観察できますよ!
ということで、今回は、セミの羽化を観察しよう!時間や場所等ポイント紹介!自由研究にも!のテーマでお伝えします。

セミの見方が変わるかも!?

セミの羽化を観察しよう!

セミの羽化って、なんだっけ?
そもそも、セミのこと、よく知らないなぁ…

普通のママやパパは、きっとそうですよね。
もちろん、わたしも!笑

ですが、虫大好き!生き物大好き!な息子くんが我が家におります関係で、いろいろ生き物について調べたりするわけです…

きっかけは、お散歩中に発見したセミの抜け殻。

梅雨の合間をぬって、日中、息子とお散歩していた7月の初旬。
バッタ探しに夢中の息子が見つけたセミの抜け殻

もうセミの抜け殻があるんだな。
そういえば、最近セミが鳴いてるな。

そんなことから始まったセミの抜け殻を探そう大作戦!
ふと、木を見上げると、幹に複数のセミの抜け殻が!!
隣の木も、隣の木も!
面白いくらいに、次々に見つかります!

ということは、この木で羽化しているということ??

素朴な疑問がわきまして、図書館にて調べてみることに。
専門書によると、種類によりますが、セミの幼虫は地中で数年間を過ごすのだと。
1~2年、2~4年、3~5年くらい、時には7年くらい地中で過ごすものも…

羽化の時期を察すると、モソモソと土を掘って出てきて木に登り、お気に入りの足場を見つけるとそこで殻を破ってでてくると!

夕方から夜にかけて、土から出てくることが多いとも書かれています。
ということは、その辺りに行けば、セミの羽化が見られるかもしれない!
息子くんの喜びようといったら!笑

時間や場所など観察時のポイント

雨が止んだ土曜日の夜。

行ってきました!
先日行った、公園の遊歩道。
懐中電灯で照らしながら、よくよく足元を見てみると…

あっ!穴!
これはもしや、セミの幼虫が出てきた穴では…
期待大です!

時間帯

図書館の専門書によると、セミの幼虫が土からでてくるのは、夕方から夜中にかけてとのこと。
週末とはいえ、帰りが遅くなるのもいかがなものかと思いまして、暗くなる20時を待ってでかけました。

場所

今回は、公園の遊歩道にて。
車が入ってこないのも、安心ポイントです。
ご自宅でセミの声が聞こえているようであれば、お庭での観察も可能だと思いますよ!

所要時間

45分から1時間半くらいで殻から出てくるそうです。
わたしが見つけた幼虫は、すでに背中が割れていたので30分くらいで殻から出てきましたよ。
茶色の姿から、薄い緑色の透明のセミが出てくる姿は、なんとも神秘的で、生命の荘厳さを感じました!

観察のポイント

日中、ポイント探しを兼ねて、下見をしておくといいですね。
セミの抜け殻や、穴を発見できれば、期待大です!

注意点①

車通りのない場所を選びましょう。
夢中になってテンションがあがり、飛び出したりすると危ないですから。
崖やため池の近くも避けてくださいね。
あまりにひとけのないところも、違った意味でこわいので、ある程度ひとけのある場所にし、複数人で。
男性がいてくれると心強いですよ!

注意点②

夜とはいえ夏ですので、暑いです。
水分補給を心がけ、事前に虫よけ対策を。
長袖・長ズボン・長靴と、完全防備の探検気分でお出かけしましょう!

注意点③

いざ本番。
気をつけていただきたいのが、もしかしたらセミの幼虫が土の表面付近まで来ていたり、足元をうろうろしているかもしれないということ。
数年という長い間地中で過ごして、やっとお日様のもとに出てくる幼虫を踏んでしまわないように、どうか気をつけていただければと。

注意点④

セミの幼虫は、天敵をよけながら木に登り、殻を脱ぐそうです。
どのくらい登るかは種類によるそうです。
光に弱いということはなさそうですが、せっかくの羽化、見せてもらうという気持ちで、懐中電灯で照らしすぎず、くれぐれも途中で触ったりしないで見届けたいものですね。

自由研究にもおすすめ!

一度、セミが殻を脱ぐ瞬間をみてしまったら、セミへの見方はきっと変わるはず!

・セミの幼虫は、どのくらいの間、土の中にいるの?
・幼虫は何を食べるの?
・雨が降ったら土から出てこられない?
・羽が乾くまでに雨にぬれてしまったら、どうなるの?
・羽化にかかる時間は?
・セミは地上でどのくらい生きられるの?

などなど、いろいろと気になることや知りたいこと、疑問に思うことが湧いてくることでしょう。
自分の体験から疑問について調べて、夏休みの自由研究としてまとめる。
素晴らしい経験になると思いませんか!?
まさに、自由研究の目的と醍醐味です!

日本中に響きわたるセミの声

地中で過ごす長い幼虫の時間を経て、お日様の光を浴びながら、短い成虫としての期間を謳歌しているように鳴くセミ。
セミの鳴き声は、もはや生活の一部のよう。
夏のなんでもないひとコマ。
これからも、セミの声が聞こえ、こどもたちの笑顔がはじける夏が毎年訪れますように!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

ところで、セミって鳴くのはオスだけなんですって!

理由は…
よかったらお子さんと一緒に調べてみてくださいね!