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ツバメの巣作り!歓迎?困る?フン対策を講じてツバメを観察しよう!

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こんにちは。ちびはるです。
春になると見かけるツバメですが、なんと渡り鳥なんですって!
春、遠く南の国から日本にやってきて、巣作りをして子育てをした後、寒くなる前にまた、南の国へ渡っていくのです!
記憶をさかのぼること40年くらい。
そういえば、昔読んだ童話に登場したツバメは、渡り鳥として描写されていたような。
童話「幸福の王子」。
ご存知のママやパパもいらっしゃるのでは⁉︎
と、余談はさておき、春の訪れを感じさせてくれるツバメ。
街中で見かけると、なんだか嬉しい気持ちになって見入ってしまうものですが、もしも、お宅で巣作りされたら…
ツバメの子育てをめぐって起こった、我が家?わたし?の葛藤をご紹介。
ツバメの巣作りにお困りのママやパパの参考になりますように。

ツバメの巣作り!歓迎?困る?

巣から顔をのぞかせるヒナと、何度も何度もエサを運び、ヒナのお世話をする親ツバメ。
「あっ!ツバメ!」
見かけると、
今年ももうこんな時期かぁ
ついこないだ、桜の時期が終わったばかりというのに早いなぁ
と、季節の移ろいを感じます。

巣作り

安心して子育てできそうな場所に巣を作り始めます。
完成までは10日程
あっという間に、巣ができてきまいます…
泥や枯れ草に自分のツバをまぜて固めていき、巣の中には、羽毛などのやわらかいものを敷いていきます。

もし、お宅にツバメが巣を作ったら?

カラスなどの天敵を避けるために、人の住む場所の近くに巣をつくるのだとか。
たしかに、ツバメって民家の軒下によく巣を作っていますよね。

歓迎する?

ツバメは幸福をもたらす象徴ともいわれています。
童話「幸福の王子」にも、そんな姿が描かれています。
ツバメが軒先に巣を作り始めたら、ツバメの認定マークをもらったようなもの!
幸福が訪れるといいですね!

困る?

困るのは、フン…
街でツバメの巣を見かけると、そのその周りは…
お気の毒なくらい、ツバメのフンだらけですよね…
あれを、自分で掃除するとなると…
お掃除だけでなく、衛生的にも不安。
特に、小さいお子さんがいらっしゃるママやパパは、とっても心配ですよね。
同じく子育てする親として、ツバメの巣作りと子育ても応援したい気持ちもありますが。
う~ん。悩ましいところです。

我が家の場合

ツバメの巣作り1回目

はじめて我が家にツバメがやって来たのは、去年の春。
忘れもしない息子の誕生日。
荷物をまとめて、一泊二日の旅行に出かけようと玄関を開けると…

ん?
きつつき?

よく見ると、窓枠にツバメがくっついていました。
さらには、なんとなく巣になりかけた部分が…

巣を作ろうとしている状況が見て取れます。
そういえば、最近ツバメをよく見かけていたような…
でも、もう出発の時間…
どうすることもできず、ひとまず巣作り現場の下にダンボールと新聞紙を敷いて、出かけることに…

帰宅すると…

巣はだいぶ進んでいます!
しかも、ダンボールと新聞紙を敷いたところじゃないところに…
場所変えたのね…??
夫と顔を見合わせるも、息子くん喜んでるしな…
ツバメとの共存生活がスタートしました…

問題は、フン…

巣作り中は、親ツバメだけですが、ヒナがかえると…
窓はフンまみれ…
窓のサンを足場に巣を作っているので、フンは窓と壁を伝って落ちてきます…
下のスロープ部分に敷いているダンボール&新聞紙も、あまり対策にならず…

それでもヒナがかえり、成長を見守る喜ばしい日々!

無事に4羽のヒナがかえり、親ツバメがせっせと餌を運んできます!
ちょうだいちょうだいと、口をあけて親鳥を待つ姿を、間近でじっくり見せてもらいました!
途中で巣から落ちることもなく、無事に巣立つまで見届けられたのは、息子くんにとってもありがたい経験だったと思っています。

さて、この巣、どうしよう??

知り合いに聞いたり、調べたり。
巣に卵やヒナがいるうちは、巣を壊したらいけないんだとか。
動物愛護の法律にひっかかるようです。
罰則もあります!
くれぐれも、ご注意ください!
聞くところによると、巣があるとまた来年も戻ってくる(なくても戻ってきましたが…)し、フンまみれの巣をそのまま放っておくのはよくないとのこと。
巣立ち後姿を見なくなった夏、処分しました。

巣のあとの、泥?フン?の汚れに大苦戦!

自分の枯れ草や泥を固めて巣を作るのですが、この泥がやっかい。
水で洗い流しても、泥のあとが落ちません
洗剤をつけて、ブラシでこするも落ちません…
夏〜秋にかけて何回か流しましたが、ダメでした…

ついに高圧洗浄機を購入!

年末の大掃除。
もう我慢ならないということで、高圧洗浄機を購入。
予定外の出費…
まあ、前々から欲しかったので、よしとしますか。
結果。
巣の泥汚れ、見事に落ちました

次の春、ツバメは再びやってきた…

巣が残っていると、翌年戻ってくると聞いたので、巣立ちを待って片付けたのですが…
3月くらいからツバメは見かけるようになっていて、でも巣を作る様子は、なかったんですよね…
息子の誕生日も過ぎ、今年はもう大丈夫か!と夫と話しておりましたら…

出た!きつつきツバメ!

巣作りが始まってしまいました…
去年と同じ場所
油断した…

フン対策を万全に

こちらも二年目。
去年のお掃除の苦労はしたくないので、今年は対策を講じましたよ!

対策①フンの受け

ツバメ用のフンの受けなるものをネットで知り、早速試してみることに!
ちりとりの持ち手部分をなくしたような形。
ダンボールで作ってみました。
それを巣の下30cmくらいの壁に貼りつけます。
巣の真下だと、ツバメが警戒するので30cmくらいは離す必要があるとのことでした。

なるほど!
フンが下に落ちる前にキャッチできるし、ほぼほぼ受けてくれるので、掃除は楽そう!

ですが、これだけでは、去年苦労した窓と壁の汚れには対応できそうにないです…
そこで、

対策②外壁を養生する

巣の下の壁に養生テープを貼り、その上にペットシーツを貼りました。
汚れたらペットシーツを取り替えます。
警戒させてしまうかなと思ったのですが、外壁とさほど色味も変わらず、そのまま巣作りしていたので許容範囲だったのかなと。

2つの対策で、壁も床も守れて、お掃除も楽!

今年は3羽のヒナがかえっていました。
親鳥がとってきた虫をヒナに食べさせて育てる様子を、バッチリ見守らせてもらいました!

息子くん、巣立ちの時を楽しみにしていたのですが、お別れは突然に…
2週間程前、仕事&こども園から帰ってくると…
巣がからっぽになっていました…

周りに荒らされた様子はなかったので、巣立っていったのでしょう。
突然のことで、息子くんの気持ちの整理をつけるのに苦戦しました。

もしまた来年があれば、観察日記をつけてみようか。
そろそろ巣立つかなと予測できるかもしれませんし…

でも、できれば、見送りたいので家にいるときにしてくれるとうれしいなと思った次第です。

ツバメの巣作り!歓迎?困る?
フン対策を講じれば、ツバメの成長を間近で見れる貴重な体験ができるかも!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。