こんにちは。ちびはるです。
早いもので、もうすぐ9月。
お日さまの恵みをいっぱいに浴びる季節から、秋への移ろいを感じ始める頃。
連休もあり、おでかけや彼岸参りと言いたいところですが、今年はなかなか計画が立てられず…
stay homeな秋の連休。
お盆に引き続き、敬老の日もSNS帰省になりそうですね…
ですが!
せっかくの連休。
楽しめることは楽しんじゃいましょう!
ということで、今回は、お彼岸に「おはぎ」を作ろう!と題し、初めてのママやパパでも簡単に作れて、こどもたちもお手伝いできる作り方を紹介します。
お彼岸のお参りができなくても、きっとご先祖様も喜んでくださるはず!
楽しく作って、おいしくいただいちゃいましょう!
お彼岸に「おはぎ」を作ろう!
田舎暮らしに加え、家庭の事情もあって、お盆のお団子作りやお彼岸のぼたもち・おはぎ作りは、子供の頃からよくやってました。
実家を離れた今でも、その時期になると無性に作りたく(食べたく)なります!
ちなみに、ぼたもちとおはぎは春か秋かによる呼び方の違いで、基本的には同じもの。
牡丹の花の咲く春のお彼岸にお供えするのを「ぼたもち」、萩の花が咲く秋のお彼岸にお供えするのを「おはぎ」で区別します。
その時々の花に例えて同じ食べ物でも呼び名を変えるなんて、とっても素敵。
日本人の繊細な心を感じさせる表現ですね。
余談ですが、我が家では、通年ぼたもちと呼んでいて、お恥ずかしながら大人になるまで、「ぼたもち」は「おはぎ」の方言だと思っていました…笑
お彼岸っていつ?
お彼岸は年に2回、春と秋にやってきます。
春分の日と秋分の日を真ん中に前後3日間を合わせた7日間がお彼岸とされます。
余談ですが、彼岸花ってご存知ですか?
正式な花の名は、曼珠沙華。
お彼岸の頃に咲くので、彼岸花ともよばれている花です。
この花がほんとに不思議なもので、お彼岸の頃になると咲くんです!
どんなに残暑が厳しくても、どんなに冷夏の影響があっても。
春に咲く梅や桜と同じく、季節を感じさせてくれる花だなあと思って眺めています。
おはぎをお供えするのはなぜ?
諸説あるようですが、ひとつに、日本では古くから、赤い色には災いを避ける力があると信じられていて、小豆もその色から厄除けの効力があるとされてきた食べ物です。
小豆を使い、古くは貴重で高価だった砂糖を使って作るぼたもちとおはぎ。
ご先祖様への感謝の気持ちが込められているのでしょうね。
ちなみに、作り方を教えてくれた祖母によると、「あの世の人は、お団子とかぼたもちが大好きなんだって」とのこと。
それもまた一説。
初めてでも簡単!こどもも一緒に楽しめる作り方をご紹介!
わたしにおはぎの作り方を教えてくれたのは、祖母です。
昔の人で(そりゃそうだ)、すごく丁寧に手間をかけて作ってくれていたのを思い出します。
当時は蒸し器でふきんを使ってもち米を蒸して…
とやっていましたが、ひとり暮らしを始めた時に、ひらめいたんです!
もち米は炊飯器で炊ける!
こどもの頃から、お団子やらおはぎやら、仏事に登場する和菓子が大好きで、実家を離れてからも時々和菓子屋さんで買って食べていました。
当時は、蒸し器なんて持っていなかったですし…
ふとしたときに、
炊飯器で炊けるかも?
そしたら、家で作れるんじゃない⁉︎
思い立って、やってみることに。
あれ。
ボタン押すだけ
できてる…!
初めてでも大丈夫!おはぎの作り方
おおまかな流れは、
1.あんこを用意
2.もち米を炊く
3.仕上げる
です。
1.あんこを用意
小豆を煮るのって、面倒で手間がかかりそうなイメージがありますよね。
ですが、実は簡単なんですよ!(あくまで素人レベルの話。職人さんの世界の話ではございませんので、あしからず。)
基本的に、小豆の袋に書いてある通りに煮れば大丈夫です。
用意するもの
小豆
下茹で用の水
鍋、ザル、アク取り
煮汁用の水・砂糖
※小豆の袋の裏に書いてある分量を用意
作り方
①あずきをさっと洗い、水気を切る。
(下茹で)
②鍋に小豆と水を入れる。
※浮いている小豆は取り出します。
③中火にかけ、沸騰したらザルにあげる。これをもう一回繰り返す。
④鍋に③と水を入れて、中火にかける。沸騰したらアクを取り、弱火で1時間ほど煮る。指でつぶせるくらいの固さになったら、ザルにあげる。
※煮ながらアクが出たら取ります。
※小豆が常に水に浸るよう水を足してください。
(煮る)
⑤鍋に④と煮汁用の砂糖・水を入れ、やさしくかきまぜながら20分程煮る。
※お好みの固さに合わせて、煮る時間は調整してください。
⑥火からおろし、冷ます。
2.もち米を炊く
用意するもの(10個くらいら作れます)
もち米 1合
米 0.5合
水 1.5合の分量通り
※もち米2に対して、米1を目安でOK。
作り方
①もち米と米を別々に洗い、ザルにあげ水気をきっておく。
②①と水を入れ、いつも通りに炊く。
③10分程蒸らす。
3.仕上げる
①炊き上がったもち米を、水で濡らしたスリ棒で好みに合わせてつぶす。
②水で濡らした手で①を10等分し、まるめる。
③あんこやきなこで包み、形を整える。
できあがり!
おいしくどうぞ。
こどもたちのお手伝いポイント
①小豆を洗う、お米をといでもらう。
まだ火を使う前なので、ママやパパも安心。
お米をとぐ時の水が白く濁る様子、小豆やお米の感触と音も楽しいですよ!
②分量を計ってもらう
スケールでお砂糖や水の量を計るだけですが、これも立派なお手伝い!
きな粉とお砂糖を混ぜるのをお願いしてもいいですね。
③炊き上がったもち米をつぶしてもらう
スリ棒で、炊き上がったもち米をつぶします。
炊き立てのお米の匂いが広がります♡
まだ熱いので気をつけてくださいね。
④もち米をまるめてもらう
ラップを使えば、手を汚さず簡単にもち米を丸めることができちゃいます!
日頃の泥団子に粘土遊びの成果を発揮してくれますよ!
⑤あんこで包む、きなこをまぶしてもらう
こちらも、ラップを使えば簡単。
ラップに、あんこを広げて、その上にもち米を乗せて丸めます。
お好みで、きなこをまぶしてもOKです!
stay homeの連休に親子でおはぎを作ってみては?
ごまや抹茶きな粉など、まぶすものはアレンジ自在。
あんこが余ってしまったら、冷凍しておくと便利です!
バニラや抹茶のアイスにのせたり、トーストに塗ったりと、いろんな食べ方が楽しめます!
お店で買うおはぎが美味しいのは承知の上。
引き続きstay homeとなりそうな秋の連休。
今年は、親子でおはぎを作って彼岸参りとしてみてはいかがでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。