もう9月とはいえ、まだまだ暑い日が続きますね。
こどもたちが楽しみにしていた夏休みは、例年より短かったこともあり、あっという間に終わってしまいましたが、今年は、お出かけするにも制約が多く、せっかくの休みも持て余し気味だったかもしれません。
Withコロナの生活にも慣れてきたとはいえ、こどもたちには、我慢させることや気をつけてもらうことが多く、ママやパパもまだ戸惑うこともあることでしょう。
制約の多い時だからこそ、身近な公園や野山でのびのびと、草木に季節の移ろいを感じながら、親子で癒される時間を過ごしてみてはいかがですか?
秋の野山の植物や生き物たちを観察する時のポイントや、服装など気をつけたいことも紹介します!
「野山に出かけるのもいいかもね。」
そう思っていただけると嬉しいです!
秋を探そう!親子で楽しむ自然探索♪
秋の風を感じるようになってきました!
夜8時過ぎや朝方に窓を開けると、涼しい風がす〜っと入ってきます。
ついこの間まで、夜はカエルの歌声が聞こえていましたが、今は鈴スズムシに変わりました。
生き物の世界にも秋がやってきているんだなと感じる今日この頃です。
毎日見る景色に秋を探してみると
子育てをしながら仕事をしていると、本当に毎日クッタクタになりますよね。
寝かしつけたらやりたいことはあるものの、寝落ちしてしまう…
子育てあるある。
季節の移ろいに目を向ける余裕なんてあるはずもない…笑
大人にとっては、何度目かの秋。でも、こどもにとっては○回目。
子育てが始まる前は、自分のペースで物事を進められましたし、時間に余裕もありました。
でも今は、自分のことは後回し。
何でもこども中心になっています。
そんな中、夏が終われば秋がくる。
大人にとっては、ごくごく当たり前のこと。
でも、こどもたちにとっては…??
我が家の息子は、今5歳。
今年が生まれて6回目の秋です。
でも、よく考えてみると、0歳の秋はまだ生後3ヵ月。
実質5度目の秋。
そして、5歳の秋は、一度っきり!
だったら、楽しまなきゃ!
おすすめは、お散歩タイム!
夕暮れ時の空。
茜色に染まる空の色、だんだん青みがかった空に変わっていく様子。
宇宙からだと、どんな風に見えるのかな。
そんなことを話してみたり。
少しだけ涼しくなった夕風を感じつつ、虫の声に耳を傾けます。
とはいえ、平日の夕方なので、あまり時間はありません…
夕涼み程度に、ほんの10分くらいのことです。
秋が進んでいくと、陽が落ちるのはあっという間で、気がつくと暗くなっていることも。
こども園の帰りに、ちょうどタイミングよく夕焼け空が見れるのは、期間限定。
今が見頃です。
愛息子と眺める夕陽の美しいことといったら!
目に焼きつけておきたいです!
沈む夕陽に季節の移ろいをみてとれますし、秋の夕暮れ時のお散歩、おすすめです。
街路樹や草花も秋の装い
春には満開だった桜が散り、新緑を迎え、青々とした葉が木陰をつくってくれた夏。
今、桜の木を見ると、少しずつ葉が黄色くなって、はらはらと落ち始めています。
イチョウの葉も緑から黄色へ。
朝夕、ほんとにバタバタで余裕なんてないでしょうが、よかったら目を向けてみてください。
そして、
「ほら、ほら。見て見て!葉っぱさん、色が変わってきてない⁉︎」
ママやパパの声かけで、こどもたちの関心は自然へと向かいます。
植物のサイクルを知るいい機会。
葉を落とした木が、春に芽吹いて花を咲かせる。
来年の春も待ち遠しくなりますよ!
やり方は簡単!
通りがかりに葉っぱを見るだけ。
通り慣れた景色に秋を探してみる。
その気になれば、今日からでも始められます!
おすすめは自然公園!おでかけする時のポイントや服装など
先週、我が家では近くの湿原に秋を探しに出かけてきました。
高台とはいえ、気温はまだ高めでしたが、時折吹く風は秋を感じさせてくれました。
ススキやハギ、キキョウ、オミナエシなど、秋の七草も見てきましたよ。
初心者さんは自然公園からスタート
自然の中へ分け入りますので、心構えと事前の身支度が大切です。
特に、お子さんと一緒なので、荷物も増えてしまいそう。
散策に慣れるまでは、無理はせず、気軽に足を運べる場所を選びましょう。
自然公園の遊歩道から始めるのがおすすめです!
おすすめポイントと気をつけてほしいことをまとめました。
おすすめ①アクセスしやすい
駐車場も整備されていますし、公共交通機関を利用する場合も、アクセスマップがあるので、行き方も調べやすいです。
公園事務所や管轄自治体と、問合せ窓口もありますので、なにかと便利です。
おすすめ②ハイキングコースとして整備されている
公園内は、遊歩道として足元が整備されていて、初心者でも歩きやすいです。
木の張板ががあって、こどもやご年配の方でも利用しやすいですよ。
靴もそんなに汚れずにすむので、親ママやパパも助かります。
気をつけたいこと①自然の中へ入らせてもらうという気持ちを忘れない
我が家では、山や川など、自然の中へ入るときは、「おじゃまします。」と声に出すようにしています。
自然の中には、人間が立ち入るべきでない場所もあるはず。
「おじゃまします」
という謙虚な気持ちで入り、帰りは
「お世話になりました。楽しかったです。」
と挨拶をする。
我が家のお約束です。
気をつけたいこと②マナーを守り、自然を荒さない
自然公園は、保護区になっていることが多いです。
遊歩道から外れて歩くと、保護されている草木の根を傷つけたり、生き物たちの巣などを荒らしてしまうことにつながります。
自然公園の本来の目的も含めて、お子さんにはお出かけ前に話しておきましょう。
保護区の中では、草花を摘んだり、生き物を捕まえたりしたらダメですよ。
人間が持ち込んだ食べ物が思わぬところで生態系に影響を与えてしまうこともあります。
飲食可能エリアかどうかは、事前に確認されることをおすすめします。
ゴミは必ず持ち帰りましょう!
気をつけたいこと③服装
長袖・長ズボン・帽子・歩き慣れた靴
が、基本のスタイルです。
時々ニュースで耳にするマダニやスズメバチといった虫からも身を守れます。
両手があくよう、荷物はリュックやボディバックにまとめるのがおすすめ。
肩からかけるショルダーバックも手はあきますが、引っかかったりすることもあるので気をつけてくださいね。
持ち物は、圧縮袋に一度入れてからしまうとコンパクトになり便利です。
防水にもなりますし!
気をつけたいこと④持ち物
水分補給とカロリー摂取をお忘れなく。
※保護区の場合は、OKかどうか事前に確認してくださいね。
スマホや防水カメラがあると、目に留まったものを撮れますし、家に帰ってから見たものを調べたりするのに役立ちますよ。
野山で転んで擦りむいたりするかもしれません。
消毒液や絆創膏などを入れたエイドバックがあると、万が一の時も少し安心です。
Withコロナ中でいつもと違う時だからこそ、いつもと違うことをやってみよう!
いつものことを、いつものようにできず制約があるからこそ、いつもと違うことを楽しみながら体験できるといいですね!
普段はなかなか行かないであろう野山へのおでかけで、自然を感じ親子で癒される。
そんな時間を過ごしていただけたらなと思って、書いてみました!
長くなってしまいましたので、我が家の湿原散策については、また次回に。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!